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Z1100GPの検証は続いてるんですが、たまたま車検が切れるので
ウオタニ対策は一時中断して、とりあえず走れるようにしました(^^)/
カワサキ純正IGコイルに交換したら、ウソのようになんの問題も出なくなりまして
セッティングをすすめました。
点火マップ、燃調マップともSP-TDC出荷時のままの初期マップから始めます。
SP-TDCにはオートウォームアップという機能がついてまして、まずオートウォームアップをテストモードにします。
これは、濃いめの燃料で冷間時でも始動させて、その後、暖気をしながらアイドリング時の最適噴射量を
自動で探してくれるっていう便利機能です。
操作は、アイドルアップスクリューを締めこんでちょっと高めのアイドリングにしておいて
なるべくアクセル操作せずにセルボタンを押すだけです。
SP-TDCが勝手に噴射量を増減させて回転が上がるところを探るんで、不安定に回転が上がったり下がったりしますが、回転の上下幅がだんだん狭くなって安定していきます。
だいたい2~3分で噴射量が変化しなくなり、アイドリングも安定してきます。
このときのアイドリングは1500rpm~1800rpmくらいですね。
で、タブレットに表示されてる噴射量がアイドリング時の噴射量、バキューム値がエンジン負荷0%の値って
ことになります。
この値をもとにマップを作れば、とりあえずアイドリングして吹け上がる程度のマップは出来上がります。
ここまではとっても簡単です(^^)v
以前、大型バイクだとなかなかうまくいかないというお話もありましたが、
今回このZ1100GPでは手順通りで出来ました。
それから外に出して、走ってはマップ修正、走ってはマップ修正と何回か繰り返しました。
が、このZ1100GP・・・ ご覧の通りのなかなかヤル気の車体なので、乗るのは怖かったです(^-^;
乗ってみると見た目以上に前のめりなポジションで、オーナーさんは走り屋さんのようです(笑
車検に持っていくのが目的なので、とりあえず走れる程度のセッティングにしました。
1100もあったら怖いし(笑
こんな感じのマイルドマップです。
400に毛が生えた程度のエコマップにしときました(^^)/
結構な音してますが、4000rpmちょっとしか回んない状態です。
これでも普通に走るには十分ですけどね。
てことで、知り合いの車屋さんに持ち込みました。
整備の方もSP-TDCに興味津々で、色々聞かれました(^^)
SP-TDCでインジェクション化すること自体は、車検にはなんの問題もないとのことでした。
車検とってもらって、帰ってきたら本格的にウオタニ対策ですね。