0
今回のインプレは、Z1000Jをインジェクション化されたKZ1136Jさんです♪
インプレはご本人のブログにアップされてますのでご覧ください(^^)
Z1000J用のSP-TDCの仕様は、いたって標準のSP-TDCです。
3D点火&3D燃調マップ、燃料噴射はシーケンシャル噴射と、SP-TDCとしては標準です。
オプション仕様は、液晶コントローラーにバッテリー電圧を表示してほしいとのことでした。
電圧表示は、簡単なわりに出来てみたら なるほど便利な機能でした(^^)
既にウオタニさんのフルキットが組まれているそうで、ピックアップローターもウオタニ製になっていました。
この4突起は、カワサキの4突起と同じですね。
これを活かしても良かったんですが、せっかくなので紙ヒコーキ。オリジナルの7突起をおすすめしました。
菅原精工製の豪華な削り出しローターです(^^)v
いたって標準仕様のSP-TDCなんですが、よく誤解されるのがインジェクションの制御方法です。
何度もいってますが、SP-TDCはインジェクション制御でも使用するセンサーは
バキュームセンサー1個だけです。
なんだけど、Dジェトロ方式ではありません。
そんなんで動くのかよ(ーー゛) とか、
バキュームセンサーってことは負圧式キャブみたいなもんでしょ(ーー゛)
とか思われますが、実際はスロポジを使ったときよりレスポンスは鋭いです( ̄ー ̄)v
一般のインジェクション制御とは根本的に違うんです。
あまりに誤解されるんで、電子キャブって名前を変えようかなとも思ってます(笑
何が違うって説明するとすっげぇ長くなるんでしませんけど(^^ゞ
乗った感じでいうと、例えば平坦な道から上り坂にさしかかると、
普通スルットル一定なら減速しますよね。
でも、SP-TDCだと減速せずグイグイ登っていく感覚になるんです。
これは、坂道でエンジン負荷が増える → 燃料増量される → 加速する となるんで、
スロットル一定なのに上る感覚になるんです。
これは補正でやってるんじゃなくて、バキュームセンサーからの信号で
より自然な制御になるようにプログラムを作ってるんですね(^^)b
なので、下り坂になると、やっぱり自然に減速しようとします。
結果、スロットル一定なら極力速度が一定な感じの走りになってます。
てことで、インジェクションタイプの受注を頂くと、正直また誤解されんのかなぁ ってちょっと思います(^^ゞ
KZ1136Jさんもインジェクションは初めてとのことでしたので、誤解されっかなぁと思いましたけど、
お話していくと、ご自身が欲しかった制御に限りなく近いとのことでした♪
まさに電子キャブみたいなことをしたいと。
んで、実際SP-TDCをお送りしても、一向にKZ1136Jさんから問い合わせはありません。
本当に全くサポートらしいサポートは必要ないお客さんでした(笑
また、完全に動くまではECUの名前は伏せるというお心遣いも頂きました。
KZ1136Jさんは、かなりの辛口評価とのことで、初めてのものを、自分もわからない状態で
批評しないようにということなんでしょう。
唯一あったトラブルは、走行後に燃ポンが動かなくなってしまったとのことです。
SP-TDC本体をお送り頂いてチェックしたところ、燃ポンの制御回路が焼けてしまってました。
回路の定格から考えても、発熱するとは考えらないので、回路変更はせず元通りに修理して
様子を見てもらいました。
燃ポンもお送りいただいたので、こちらで動作テストしてみたけど、やっぱり全く発熱する様子はありません。
原因がわからないので、また同じことになったら無償で対策することにして
今回は修理代を頂きました。
その後はトラブルなしとのことです。
KZ1136Jさんは、本当によくSP-TDCを理解して頂いてるようで、
問い合わせらしい問い合わせは、本当に一度も無いです。
にもかかわらず、すでにキャブをしのぐセッティングを出しておられるようですw(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!
もちろんSP-TDCの性能としてはキャブ以上になるようには作ってますが、
実際そこまでにするには点火マップも燃調マップも適切にセッティングしなきゃ そんな性能はでません。
KZ1136Jさんは1か月もセッティングしてないんじゃないかな?!
そんな短期間でセッティングできるなんてスゴイです♪
そんなの、制作者のおれでも出来ないかもしれません(笑
加工・取付の段階からKZ1136Jさんのブログで紹介されてますので
ぜひご覧ください(^^)
KZ1136Jさん、ありがとうございました♪
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ