こんにちは、吉川です。
新潟県村上市は毎日、本当に暑いです。
暑さが苦手な私にはとても過酷な夏です。( ;∀;)
この暑さの中でもバイクで走っている方々には尊敬しかありません。
すごいです!!
私は「バイク女子」をしばしお休み中です。
早く涼しくならないかな~...。
さてさて、今回のブログネタはもちろんSP-TDCを装着したXS250の
エンジンがかからない問題の検証からスタートです。(`・ω・´)ゞ
検証とかかっこいい言葉使ってみましたが要はお調べです。笑
こんなときは紙ヒコーキ。オリジナルの
はい!オシロくん。↓↓↓
作業現場はこんな感じです。↓↓↓
ピックアップコイルとSP-TDCを接続しているカプラの
SP-TDCハーネス側にオシロの配線を接続して波形を取ってみます。
オシロON (‘ω’)ノ
セルいきまーす!
はい。波形取れました。
上の波形がピックアップコイル1番。
下の波形がピックアップコイル2番。
ありゃりゃ、上が大変なことになってます。
一見、下はきれいな波形に見えますが
よく見ると下も何かおかしいです。
次はピックアップコイル側にオシロの配線を接続して波形を取ってみます。
はい、波形とれました。
わお!!めちゃくちゃきれい。
6突起ともばっちり。
こうなると怪しいのはこの接続部分ですね。
ただ3本のハーネスを接続しているだけのカプラに何が起こっているの??
わくわくが止まりません。笑
どれどれ。( ..)φ
ピックアップコイル側は
オレンジ・白・黒の3本
SP-TDC側は
紫・灰・茶の3本
となっています。
接続カップルは
オレンジと紫
白と灰
黒と茶
確認してみると
オレンジと紫 はいOK!
白と茶 あれ?違うじゃん。(^o^)
あっという間に発見!!
わーい!!原因がわかっちゃった。
てことで、茶と灰が違う相手とカップルになっていました。(^^)
間違えたかしょがわかったので、仲良しカップルに接続しなおして
再度、波形を取ってみました。
わーい!!(≧▽≦)
この波形が見たかったよ。
再びセルいきまーす!!
キュルキュルキュルキュル...
全くかかる気がしませんね。
今度はどこだ??
ピックアップコイルからの信号はSP-TDCに間違いなくいっているのに
SP-TDCが「今、火をつけるんだ!!」の指示を出せない状態は変わらず。
こうなると、SP-TDCの中で何か事件が起こっているのでは??
回路図じゃじゃーん!!
左の大きいディスプレイに回路図が写ってます。笑
Tochinさんとおだ。さんも登場!!
4人で回路図と基板を交互に確認。
まるでミーアキャットです。笑
そして、基板についている細かい電子部品の電圧を
オシロで地道に調べた結果
ピックアップコイルくんはSP-TDCに一生懸命信号を送り続けているのに
SP-TDCくんは、いつまで待ってもこないな~( ̄д ̄)
という一方通行の片思い状態でした。笑
チャン、チャン
ピックアップコイルくんかわいそすぎ。( ;∀;)
よーし!!原因がわかって解決策も出たので
基板についてる部品の交換作業です。
これはよっしーがサクッとやってくれました。
それでは、再びセルいきまーす!!(`・ω・´)ゞ
キュルキュルキュ・・・ボフ。
おっ!!これはかかる気配しかしない。(‘ω’)ノ
再度、セルいきまーす。キュルキュルキュキュ
ぶぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーん!!
やったー。(^o^)
ついにエンジン始動しました。
早速走行したいところですが、今日はタイムアップです。
最後に作業してみての感想。
SP-TDCを装着したあと動作テストでプラグに火が飛んでいるのに
エンジンがかからないとなると、原因がどこにあるのか
全く見当がつきませんでした。
そんなとき、おだ。さんがくれたアドバイスは
「1つ1つ調べていけば必ず原因がわかるから
確実に1つ1つ調べること。」でした。
アドバイスの通りに作業してみたら
あっという間に原因にたどり着くことができました。
めちゃくちゃ楽しい間違い探しでした。笑
次はいよいよ走行編です。お楽しみに。(^^♪
それではまた。
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