NS400R用のSP-TDC V180が完成して数カ月になります。
今回は実車をお借りしてかなり力の入った開発だったんですが、なぜかあまり台数が出ていません(^_^;)
宣伝不足なのかな(^^ゞ
そのかわりというか、いつもの現象なんですが、他の車種の引き合いが増えております(笑
先回のマッハⅢに続き、ヤマハのRZ系の開発も完了しました。
ご注文頂いたのはRZ350RとR1-Zです。
どちらも実車での確認はとれていないのですが、それをご了解頂いた上で制作いたしました。
ヤマハのRZ系は、おおまかな車種でいうとRZ、RZ-R、RZ-RR、TZR-1KT、TZR-2XTが対応となるようです。
その他、TDR250、今回ご注文のR1-Zもいけそうです。
後方排気の3MAもいけるんじゃないかと思いますが、こちらは確認が取れていません。
3XVからはV型なのでまた別ですね。
実験車両はうちのTZR 2XTです。
一部の方からBluetoothの電波が弱いというお話があったので、あえて一番遠いシートカウルの中にV180本体を入れて実験してみました。
結果、残念ながらスマホ・タブレットと繋がりにくいという症状は再現できませんでした。
あと、長時間走行すると本体が結構あつくなるので、できるだけ風通しの良い場所に設置して頂ければと思います。また、ウオタニコイルをご使用の場合は電流が多くより発熱しやすくなるので、ドエルタイムを3000μsくらいの短めに設定してください。
ヤマハは排気デバイスがYPVSで、ホンダのATACと違って排気ポートにバルブがあり、ON/OFFではなく中間開度があります。
各車種で若干動きが違うんですが、TZR 2XTでは5000rpmからYPVSが開き始め10000rpmで100%開度になります。
5000~10000rpmは回転数に比例した開度になります。
なので、スマホ・タブレットのモニタ画面はNS400Rとは違う↓こんな画面にしました。
車種名は特定できないので、RZからTZR-2XTまで対応という意味です。
左がエンジン負荷、真ん中がタコメーター、右下がYPVS開度です。
その他、電圧計と進角値のメーターがあります。
2Dタイプは左のエンジン負荷がブラックアウトになります。
進角マップは車種によって微妙に違うんですが、全ての車種で実証することができないので、出荷時にはTZR-1KT相当の2Dマップを入れてあります。
エンジン単体では2XTが最強なので2XTのマップにしたいところですが、進角マップはどうもパワーを抑え気味になってる気がします。
実際、うちの2XTに1KTのマップを書いてみると、よりパワフルになりました。
そんなことで、出荷時の初期マップは1KT相当のものにしました。
マップはもちろん自在に変えられますので、ご自身の車体に合わせたセッティングをお楽しみ頂けます。
ホームページにも近日中にラインナップしますが、これでV180はNS400R、マッハⅢ-H1B、ヤマハRZ系
の3車種になりました♪
皆様、よろしくお願いいたします(^^)v
コメント
ユーザーインタフェースが、メータで
数値ではないので、視認性が良いと
思います。
SP-TDCが、進化したと言えますね。
ありがとうございます(^^)
個人的にアナログメーターが好きなので全部メーターにしてみました。
年代ですね(笑
フロントにSP-TDC持ってきてからは
通信異常無くなりました〜
セッティングも順調に進んでます!
今度はフルトラ対応プラグ試してみますヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
そうですか それは良かった(^^)
ブログも拝見しており、楽しみにしています♪