こんにちは、吉川です。
今日はTZR250のお話です。
先月のある休日、私はお店のTZRを借りました。
1人で海岸線を走りながら
「最高!!」
「めちゃくちゃ楽しい!!」
など独り言を言わずにいられないほど最高にいい気分でした。(*’▽’)
海岸線から山に囲まれた国道に道を変え
上り下りと車の流れに乗り、気分よく走っていたところ
突然、吹け上がらなくなりました。
だいぶ走ったからガソリンコックをリザーブにしないと。
と思って左によって停止すると同時くらいにエンジンが止りました。
ガソリンコックをリザーブにし、エンジンをかけるため
キックようとしたら、キックがかたくて全く下りる気配がない。
え?何これ??
落ち着くため歩道にTZRを移動し、再度キックしてみても同じ。
かたくて全く動かない。
私が何かへんなのか?
いやいやキックが動かなくなったことなんて今までなかった。
これは故障してしまったやつなのでは?
誰かに連絡して、助けてもらうしかいな。
と思いスマホをポケットから取り出すと衝撃の事実が…(;・∀・)
まさかの圏外。
ありゃりゃ(;´Д`)
前は上り坂になっていて近くに民家があるのかもわからない状態なので
とりあえず、先が見えるところまでTZRを押して歩いてみよう。
そう思って歩き出し、周りを見渡すと国道は通っているものの前後左右どこを見ても山でした。
そんなところで、TZRを押して歩いている自分に対して笑ってしまいました。
めちゃくちゃピンチだけど、何か楽しい。
坂を上りきると「もしもしビット」の看板が1キロくらい先に見えました。
あそこまで歩けば誰かに電話できるし、ここがどこかもわかる。
もう少しで「もしもしビット」というところで
「大丈夫ですか?!」
と前方から女性が走ってきてくれました。
私「大丈夫じゃないんです。」
と答えると
女性「うちの主人がバイクの整備士なんです。呼んできますね。」
私「本当ですか?!ありがとうございます。」
私は何と幸運なんだ。ここでバイクの整備士さんと会えるなんて。
車を停めてきてくれたご主人に、止まった時の状況を話すと
「ちょっと見ますね」
と言い、ギアをカチャカチャして押し掛けみたいな動作を何度か繰り返すと
ぶぉーーーーーーーん!!とエンジンがかかりました。
「やったーーーー!(^^)!」
声をかけてくれた女性と大喜びしました。
アイドリングも安定していていい感じ。
ご主人の診断は
「クラッチの部品が欠けているか何かではないか?
今、やってみたら1速か2速は大丈夫なので
これ以上ギアを上げずでゆっくり走れば大丈夫かもしれません。
くれぐれもお気をつけてください。」
ご夫婦にお礼を言い、車が見えなくなるまで手を振りました。
人の温かさに触れ、とてもほっこりした気分になりました。
1速でゆっくりと走り出すと、何の問題もなく走れました。
さらにギアを2速にいれても問題なく走れました。
左ウィンカーを出し、40キロくらいでゆっくり走行し10分ほど経過。
よかった~(;´Д`) どうにか家に帰れそうだ。
と、ホッとした直後に、エンジンが突然止まりました。
あーーーーー。
やっぱりだめか…。
天国から地獄へ一気に転落( ;∀;)
そんな私にまたしても奇跡が起きたんです。
次にエンジンが停まったのが車屋さんの目の前だったんです。
車屋さんは営業中のようです。よかった。(*’▽’)
2速で10分ほど走れたおかげで、民家のあるところまで来られましtら。
長くなったので、今日はここまでにします。
それでは(^^)/
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