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先日インプレをおとどけしたSRX600。
あの時点では、まだ高回転で失火らしき現象が出ている状態でした。
この現象も、カタナと同じバグが原因のようです。
カタナとSRX600のSP-TDCプログラムは、もちろん違うんですけど
先日の記事のとおり、あまりにも根本的なバグなので、SRX600のプログラムにも入ってるんですね。
ということで、カタナと同時にSRX600のプログラムも直して送りました。
プログラムだけの変更なので、プログラムを書き込んだPICだけを送って
ハナちゃんさんにPICを交換して頂きました。
PICライターを持ってる方なら、プログラムはメールで送るだけです♪
プログラムバージョンアップのときも同じことですね(^^)b
カタナのITOさんはPICライターもお持ちなので、いつも納品はメールです。
PICだけならちっちゃいので、速達郵便で送りました。
到着予定日の朝、ハナちゃんさんから電話がきました。
あれ? なんだろう? まさか何か問題でも・・・
おだ。さんが電話に出て、話を聞くと・・・
なんと既にPICを交換して、イッパツ走ってきたと(笑
はやっ!!
なにやら興奮ぎみのハナちゃんさんです。
早速、高回転の失火がどうなっているか走ってみたそうです。
問題の回転数まで上げ・・・
るまでもなく、走りだしから既に違いがあったそうです!
出だしからスムーズで、今までとまったく違うとのこと♪
もちろん、高回転の失火も皆無♪
スムーズといっても、荒々しさが無いとかそういった意味ではなく
とにかく良い! ってことだそうです(^^)
先日のインプレのとおり、高回転の失火以外はなんの問題も無く
既にノーマルイグナイターより良くなってる状態でした。
ハナちゃんさんの表現では、これはもうリッターバイクのトルクだと。
それが今回のプログラム変更で、さらに良くなり、全く今までに無い感じになったそうです。
こういう報告を聞くと、ほんと嬉しいですよね(*^-^)ニコ
がんばろっ♪ って気になります♪
今回はプログラム変更のみでのインプレです。
このことからわかるのは、同じイグナイター回路でも、同じ仕様の3D点火プログラムでも
プログラムの作りによって体感できるほど変わるってことです(^^)b
今回はプログラムのバグですから当たり前といえばそれまでですけど
変更前でも既にノーマルより性能は上でした。
それがちょっとしたプログラムの変更でここまで変わるんですね。
もちろんイグナイター回路も性能に大きく影響しますが、それ以上に点火プログラムの影響って大きいんです。
普段、どうしても回路や3Dマップに目がいってしまいますけど
点火プログラムがいかに性能を左右するかってことですね。
なかなか表現するのが難しいんですが、SP-TDCのプログラムは違いますよ(笑
普通に動くまではわりと簡単だけど、こういう微調整に1年かかりました(^^ゞ
このプログラムと、ご自分で自由に作れる3D点火マップで
今まで隠れていた自分のバイクの性能を引き出すのは、ほんと楽しいですよ(*^-^)ニコ
このSRX600のSP-TDCは、これからインジェクション制御も追加しますので
どんな性能がでるのか、ほんと楽しみです(^^)