SP-TDCに挑戦してくれているまっちさん。
ずば抜けて進んでる(^^)
まず最初の難関、アイドリングさせること。
これは前回のとおり難無くクリア。
次は最大の難関、点火タイミングのブレ。
これは自作デジタルCDIでは一番難しいところだ。
アナログCDIなら、ピックアップ信号でほぼそのまま点火するから、回転数にムラが
あっても点火タイミングがぶれることはない。
ところが、デジタルCDIでは時間予測で点火タイミングを計算するから回転数にムラがあると
ブレてしまう。
それに肝心のPIC(マイコン)がノイズに弱く、安定動作させることが難しい。
SP-TDCはJAZZではブレも無く快調に動いているけど、おれが直接現車確認できなかったSP-TDCは
やっぱり調子が今ひとつ。
まっちさんの場合も、9,000rpm程度までは廻るけどタイミングにブレがあるから
それ以上廻らない。
これは大雑把には今までのSP-TDCと似たような現象だ。
ここがほんと難しい(>_<)
ところが、今回はありがたいことにまっちさんの勢いがものすごい!!
毎日のようにメール、画像、動画、オシロのグラフ、電話、ありとあらゆる手段で連絡をくれる(^^)
まるで自分で現車チェックしてるような錯覚をおこすくらい。
手にとるように状況がつかめる♪
これは今までのSP-TDCがなぜ調子悪いのか、わかるかもしれない!
そんな期待をしていたら・・・やっぱり、まっちさん、やってくれた(^^)
なんと 原因を突き止めてしまいました!
原因はレギュレーター。
送ってもらったオシロのデータを見ると、ジェネレーターパルスが等間隔ではない。
SP-TDCはジェネレーターパルスから点火タイミングを計算する。
だから、これが不安定ではどうにもならない。
マグネットとコイルで発電してるんだから、間隔はばらつくはずがない。
となると、その後のレギュレーターが何か影響しているのかな。
早速、まっちさんがレギュレーターを外してテスト。 ビンゴ!!!
ピタッと安定した(^^)
そうか、JAZZはレギュレーターもSP-TDCに内蔵してる。
レギュレーターも自作なんです。
さらに、まっちさんが別のレギュレーターでもテストしてくれて、ずいぶんいいけど
やっぱりバラつくとのこと。
確実にレギュレーターの影響だ。
こんなことが原因ってことは、現車確認していない今までのSP-TDCでも同様のことが
起きているのかもしれないなぁ。
でも、逆に考えると、まだまだSP-TDCの性能を上げることができるってこと♪
そんなことがわかってきたのも、これだけ熱心にやってくれたまっちさんのおかげ(^^)
ほんっと、感謝しています(^o^)/
↓これがまっちさんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/matti_aun/58320650.html