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毎度、毎度のバージョンアップでございます♪
ほとんど1個作るたんびにバージョンアップしてる感じですね(笑
今回のアップでVer2.2となりました。
Windowsよりも早いサイクルでバージョンアップしてます( ̄‥ ̄)=3 フン
今回は、ピックアップ信号を拾う入力回路のノイズ耐性アップです♪
前回、ブレッドボードでのテストで、回路の至近距離でプラグをバシバシやっても大丈夫だったんで
その回路でNEW基板を作りましたよ(^^)
ここらへんが外注に出さずにチマチマ手作業で作ってるメリットですね(笑
思いたったらすぐ基板変更できます(^^)b
まずこれが今までのVer2.1のプリント基板です。
世界地図みてぇだな 程度に見ていただければいいかと(笑
そんで、これが新しいVer2.2です。
違うのわかります?
若干、北欧系になったかな(笑
部品面は、これがVer2.1で・・・
これがVer2.2!
こんなの見たって、それがどうした? って感じですよね(笑
ど真ん中の、黒いちっこいゲジゲジが入力回路のメインのオペアンプでして、
ここらへんを変えたわけです。
変わってんのはそこだけなんですけど、スペース的な問題で
全体の配置も変わっちゃってます。
Ver2.1では、ピックアップ信号の感度調整ボリュームがありましたけど
Ver2.2はいさぎよく撤去しました(^^)
ノイズ対策のために、ピックアップ信号を直接は読まずに
回路内で電圧変換するようにしたので、感度調整は撤収して固定値にしたわけです。
これで少しは初期セッティングが楽になるかな♪
この後、こちらで机上テストしまして、それからなぜFさんとITOさんに実車テストを
お願いしてあります(^^)
実車テストがOKになれば、今後出荷するSP-TDCはVer2.2になりますよ♪
同じ基板なんですけど、なぜFさんとITOさんでは仕様が違うんです。
載せる電子部品と、ジャンパーの仕方で変えられるように設計しました(^^)
なぜFさんのは、1ピックアップでプラス波形のみ使います。
それから、プログラムを入れ替えるだけで2ピックアップ仕様にも変えられるようになってます。
通常そんな2仕様対応では出荷しないんですが、
なぜFさんには色々な仕様のテストをお願いしてるので、
1ピックアップ2ピックアップ両対応になっちゃってます(笑
症状は2000rpmとか3000rpmとか、特定の回転数だけでミスファイヤが起きるってことでした。
データを見る限りは、点火と9突起信号のどれかが重なるときの誤動作のようでした。
ITOさんのは、1ピックアップですがプラスとマイナスの両方の波形を使います。
そのため入力回路はプラス用とマイナス用の2系統あるんですね。
カタナ250と400に対応するようにとの仕様なんですが、
カタナ250と400ではピックアップは違うものの、信号波形が同じなので
SP-TDC自体は回路、プログラムとも同じものです。
こちらの症状は、始動性を良くするとエンジン掛かってからがミスファイヤ、
エンジン掛かってるときを良くすると始動性が悪くなるってことでした。
これは、そもそもノイズを拾ってるのと、クランキング時と始動後の波形の差が大きくて
どっちにも良いように調整できないのが原因でした。
ということで、どちらもノイズと波形の大きさに起因してるようなので
ノイズ耐性を上げたうえで、より小さい信号から拾えるように変更しました。
それから、変な信号に反応しないようにヒステリシスを入れてみましたよ。
ヒステリシスってのは、ONになるときの電圧と、OFFになるときの電圧を変えるってことなんです。
今までは、例えば2Vを越えたらON、下回ったらOFFって感じだったんですけど
ヒステリシスを入れて、2.2VでON、OFFになるのは1.8Vに下がってから
みたいにしました。
こうすると、多少信号がフラついてもON・OFFしないで、
はっきりした信号にだけ反応するようになります。
これは、どちらかというとなぜFさんのほうの対策です。
なんだか難しい話になっちゃいました(^^ゞ
ってか、書いとかないと自分でも何をバージョンアップしたのかわかんなくなってきました(笑
てことで、明日、机上テストしてみます(・_・ゞ-☆