先日ご紹介したうちの1台、RZ250R(29L)からいってみましょう。
こちらの車両は、Bluetoothの接続がうまくいかないということでお預かりしました。
スマホと接続はできるものの、乗車した状態では切れてしまいました。
症状は出ているので、早速調査してみましょう。
まずSP-TDCV180の設置場所は・・・ シート下ですね。
別にダメな位置ではないんですが、なんでだろう?
この小窓がBluetoothのための窓なんですが、後ろを向いてるからかな!?
向きを変えたりテールカウルに持っていったりしてみたけど、どうも乗車した状態だと繋がりが悪い。
うちのTZRはテールカウル左側の中に入ってて何の問題もなく繋がるんですが、このRZではダメですね。
V180本体を交換してみたり、スマホを変えてみたりしたんだけど、他のスマホやタブレットなら繋がるし、V180本体を変えても変化はない。
どうもスマホ側のBluetoothがちょっと弱いみたいですね。
だからってスマホを変えてくださいというのも何なので、お客さんの了承を頂きV180本体を移設させてもらいました。
ハーネスを製作し直してネック部分に移設しました。
お客さんの車両にタイラップやマジックテープで固定するのはちょっと好きじゃないので、取付ステーを制作してボルト留めにしたので、ちょっと時間かかっちゃいました。
カバーをかけるとチラ見えでいいんじゃないでしょうか。どうでしょう(^^)
これで乗車した状態でも、どうやっても途切れることは無くなりました。
スマホと接続したままテスト走行・・・
してきたんですが、新たな問題が発覚。
こちらが走行中のスマホの画面です。
左下がエンジン負荷のメーターなんだけど、アクセルワークと全く関係なくフラフラしてます。
なんで? バキュームセンサーがおかしい? ホース外れてる?
調べてみたら、こんなバキュームセンサーが付いていました。
あ~ これか。
これは某メーカーのものなんですが、ちょっとSP-TDCには使えないセンサーです。
決してものが悪いわけではなく、SP-TDCでの使い方に合わないということです。
平均した負圧を計測するには問題ないんですが、反応速度の問題でSP-TDCには使えません。
ということで、いつも使ってるカワサキの純正部品に交換して再度やってみましょう。
ついでに吸気マップの設定方法なんかもご紹介できればと思います。
続く。
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