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KLX250 アップグレード♪" /> チョー珍しい 3日連続のブログです(笑
先回ご紹介したKLX250のアップグレードです♪
先回は、ノーマルタコメーターを動くように でした。
でもこれはついでの仕様で、アップグレードのメインではありません。
本当の目的はこちら♪
サブスロットルの制御です(^^)b
KLXに限らず、最近のインジェクション車は、ひとつのスロットルボディに
ふたつのバタフライバルブがありまして、スロットルにワイヤーで直結のメインバルブと、
モーターで動くサブスロットルバルブがあります。
カスタム時には、いらね ( ̄  ̄ )ノ” ⌒* ポイッ!
と外されてしまうサブスロットルですが、綿密な制御をしようとするとやっぱり必要なもんです。
前に2stの排気デバイス制御をやったのをみて、KLXのお客さんがサブスロットルも出来る?
とのことで、まぁ 同じモーターの制御だからやってみましょう♪ ってことになりました。
サブスロットルの役割は色々とありますが、アクセル急開時に一瞬薄くなってしまうのを
改善してみようってことです。
オフ車で、本当に山にもいく方ですから、特にアクセルレスポンスは大事ですよね。
もうひとつ、こんな機構になってまして・・・
サブスロットルを全開にすると、カムで押されてメインバルブも少し開くようになってます。
たぶん冷間時のアイドルアップ機構だと思います。
本来、SP-TDCはキャブのようなインジェクションということで
バキュームセンサーのみで動くっていうポリシーなので、冷間時のアイドルアップは手動電子チョークです。
でも、今回のアップグレード仕様に、ラジエターファンの制御もありまして
水温センサーの値も読むんですよね。
そうすると、エンジンが冷えてるってのもわかるから、アイドルアップくらいはやってみようかって話になりました。
方法としては、水温がある温度になるまで、サブスロットルは全開のままにするってだけです。
ここまでやると、KLX250のインジェクション車にSP-TDCを付けるのは
かなりポン付けに近くなりますね♪
で、肝心のサブスロットル制御をどうやってやるかです。
本当はライダーのアクセルワークと吸気量を予測して どうのこうの・・・ と、
面倒くさい制御になるわけですが・・・
そこはSP-TDC♪
バキュームセンサーを独特な方法で使ってるのが活きてきまして (^^)b
結局、サブスロットルも3Dマップでいけるんじゃね?! って話です (笑
KLXのお客さんは地元の方なので、その辺はテストライダーになってくれるとのことです♪
さて♪ さて♪
制作なわけですが、モーターだから結局は排気デバイスと一緒・・・ じゃ・・・ ないのw(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!
モーターが・・・
モーターが・・・
4本も線がある ┗( ̄□ ̄||)┛
モーターが全然ちがいました(^_^;)
排気デバイスのは普通のDCモーターってやつで、プラモとかラジコンのモーターです。
でも、このサブスロットルはステッピングモーターといって、タコメーターとかに使われてるやつなんです。
正確な角度を決められるモーターですね。
てことは、制御回路も全く違うわけです。
あれこれ考えた結果、専用にPIC(コンピュータ)を1個つけました。
これでKLXのSP-TDCは、デュアルCPUです ( ̄‥ ̄)=3 フン
さぁ、それでは実験です(^^)
と・・・ 簡単に出来たようなことになってますが、
ここまでくるには、そりゃ~ もう~ 色々とありまして(^_^;)
全部書いたら長編大作になっちゃうんで、やめときます(笑
だいたい いつものことですから、ご想像ください(^^)
まずテストで、ボタンを押してオープン・クローズしてみました♪
速っ! w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!
排気デバイスと違って、ものすごく俊敏に動きますね♪
スイッチじゃとても思った場所には止められません(>_<)
プログラムからは正確に何度動かすって指定ができるモーターなんですよ。
それにしても、こんなに動きが速いとは思わなかった。
こんだけ速く動けば、そりゃ~細かい制御ができるわけですよね(^^ゞ
回路ができたんで、これからはメインプログラムの制作ですが・・・
ちょっと時間がかかりすぎちゃって、他のSP-TDCの納期がせまってます(^_^;)
さきにそっちを仕上げて、またKLXにもどってきま~す (´・ω・`)
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