Fのエンジンレストアも大詰めです(^^)
たぶん最後の問題個所、クラッチです。
これはクラッチアウターを裏側から見たとこなんだけど、このリベットがあるところにダンパーゴムがあるんだそうです。で、ゴムが硬化してガタが出るんだとか。
確かにバスケットとギアがカタカタ1mmくらい動きます。
色んなところで紹介されてて、リベットの頭を飛ばして打ち抜くんだそうです。
打ち抜くってどこに?
あ~ なるほど、裏まで貫通してるんですね。
だったら頭を飛ばさずこっちから打ち抜けばいいんじゃないの!?
と、思ったけど、みなさんのおっしゃる通りの方法で1本だけ抜いてみました。
そういうことか。
画像右側がリベットの頭のほうで、反対側でカシメてあるんですね。
だから頭を飛ばさないと打ち抜けないわけか、なるほど。
てことで、頭を全部飛ばして油圧プレスで抜きました。
簡単に言ってますけど、かなり硬かったです。
確かにゴムはカチカチで縮んでました。
このダンパーゴムを入れ替えて、リベットの穴はM6のネジを切りました。
さらに、真ん中のニードルベアリングも交換しますが、部品が欠品なので規格品の2520に入れ替えます。
はい、出来上がり。
あとは組付け・・・
あれ? 全部組付けてもクラッチアウターが軸方向に1mmくらいカタカタ動きます(>_<)
これじゃ せっかくダンパーゴム替えてもガタが出る気がする。
何度もマニュアル見直したけど、パーツも組み方も間違ってはいない様子。
軸が出すぎてるってことか!?
えっ (・_・)?
てことは、ミッション?
組み間違った・・ のか?!
えーーーー マジかぁーーーー Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
「開ければいいじゃん」
「開けるしかないいすねー」
「さぁ、開けましょう」
全員に開けろと言われました(^_^;)
そう簡単に言うけどさぁ、 え~ 開けんのぉ~ マジかよ~
ケツから開けました(/・ω・)/
クラッチの軸はミッションのメイン側で、確認したところ特に組み間違いはなかったε-(´∀`*)ホッ
交換したベアリングの厚みが違うのかとも思ったけど、間違いなく同一でした。
となると、ベアリングのハメあんばいくらいしかないですね。
クラッチアウターのガタが無くなる程度にすると、今度はクランクケースに収まらなくなる。
ギリギリに調整してみたらクリアランスはだいぶ減ったけど、それでも1mmくらいあったのが0.5mmくらいにしかならない。
分解前はどうだったかは確認してないからわからない。
でも、こんなにガタがあっていいはずはないので、なんとかしないと。
ミッションのベアリングとクラッチアウターの間に1.5mmくらいのスラストワッシャーが入ってるから
構造的にはこのワッシャーで調整するしかないですよね。
とりあえず、何枚かシムリングを調達してやってみます。
コメント
CBは持っていませんが、構造から見たら1ミリ動くのが正解では・・・・?インナー側のハブがシャフトに固定されていてアウターがエンジン側にスライドすることでクラッチがリリースするのではないでしょうか?
どうなんでしょうね。
構造的にはインナー側のハブと奥にあるプレッシャープレートでクラッチ板を挟む形になっていて
クラッチ握ったときにはプレッシャープレートが動くようになってます。
アウター側はメインシャフトのギアと噛み合ってるので、あんまり動いちゃいけないのかなぁと思いました。
手持ちの予備エンジンで確かめましたが、同様に1mmくらいは動きましたよ。
マジっすか!
わざわざ確認して頂いてありがとうございます。
ということはこれで正常なのかな!?
いずれにしても、このエンジンだけではないことがわかって助かります。