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お陰様で、いろ~んなSP-TDCを制作してますが、
その中で先日お話したCB-F用のポン付けSP-TDC計画も進行中です(^^)b
今、ご注文頂いてるのはビモータHB3です。
これ、エンジンがCB-Fなんだそうです。
ピックアップローターは、紙ヒコーキ。オリジナルの7突起の仕様なんで、
ローターの設計をやってます。
このビモータHB3のお客さんのはポン付け仕様ではないんですが、
ついでに出来る限りポン付けできるように考えてますよ(^^)
一度お客さんから、ノーマルローターをお借りしたんですが、
計測だけしてすぐお返ししました。
ローターが無いとバイクが動かなくなっちゃいますもんね。
その後、色々考えてるんですが、やっぱり現物があったほうがいいなぁってことで
スエPさんにご協力頂いて、ローター部一式をお借りしました。
んで、さらに計測です。
現物があっても、デジカメ撮影はするんです。
このほうがより正確に測れるんですよね。
画像から計測するには、出来るだけ離れたとこからズームで撮影するのがコツですよ。
近くから撮影するより、画像の歪みが少ないんです。
CB-F用は何台も作ったんですが、実際のピックアップを見るのはそういえば初めてかもしれません。
それにCB-Fで7突起も、意外にも初めてなんです。
CB-Fは、2ピックアップの1突起で、ガバナ進角です。
そのためローターがすごく小さくて、そのままでは多突起にはできません。
ローター直径が小さすぎて、波形が小さいんですね。
なので、今までCB-Fで多突起にした方々は、RC42のホンダ9突起を流用されました。
・・・・と、 ・・・・いうのは、 ・・・・思い込み??? か(・・?
よくよく考えてみれば、これ、自分では見たことないもんね。
みたことないのに、CB-Fはそういうもんだと思ってないか? 思ってる・・・ うん うん。
こりゃ実験してみないといけませんね(^^)b
スエPさんから、ピックアップ廻り全部お借りしたんで、
ボール盤で回してみました。
ほんとちっちぇローターです、34mmしかないんですよ。
ローターというより、カムみたいですね。
んで、波形は・・・
ありゃ!
普通じゃん♪
波形の間隔が約300ミリ秒だから、200rpm相当です。
いくらなんでも、ここまで遅いクランキングはないでしょう。
それでもちゃんと1V以上出てますね。
この直径でもちゃんとした波形は出るわけですね。
てことはですよ・・・
わざわざローター直径を大きくしなくてもいいってことですね。
RC42の9突起ローターを流用しても、直径が大きくなるので結構な加工が必要になります。
オリジナル7突起ローターでも直径を大きくしたら同じことです。
ノーマルローターと同じ構造で7突起ローターを作ればいいわけですよね。
なぜFさんと実験してた頃は不可能でしたけど、
今は菅原精工さんがいるのでそれも可能になってました(^^ゞ
ノーマルローターと同直径、同構造なら、ガバナごと取り外して交換するだけで済みます。
ピックアップコイルもノーマルのコイルのうち1個を使えばいいわけだから、
ピックアップローター廻りが安く済みますよね(^^)b
これならCB-F専用ローターをセットにすれば、かなりポン付け仕様に近づきますね♪
CB-Fオーナーさんには朗報かもしれませんね(^o^)/
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