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あいかわらず SP-TDC ねばってます(^_^;)
カタナは、エンジンかかるようにはなったものの、3000rpmが調子悪いって状態(>_<)
オシロ波形からも、SP-TDCのログからも異常は見つけられません┗(-_-;)┛
失火や点火タイミングのズレをおこしてるようなんですけど、
異常の頻度が少なくて、オシロやログでは捕まえられません。
なにが起きてるのか直接見たいとこですが、
おれ、動体視力あんまり良くないので、マイクロ秒の世界は見えません(笑
メーカーでもないので、高価な計測機器もありません orz
しかたない、ある物と手作りを駆使して なんとか見えないものを探りましょう(^^)b
点火タイミングを直接見るもの・・・
そりゃタイミングライトですね。
だけど、タイミングライトは毎回光るわけじゃなくて、たまに光るだけなので
毎回の点火タイミングは確認できません。
ならば、毎回の点火タイミングを見れるタイミングライトを作りましょう♪
高輝度LED4連発タイミングライト~♪
SP-TDCの点火信号を直接使ってパカッと光るようにしてみました(^^)
これ、なかなか良くて 屋内なら十分見えましたよ。
もち! 毎回ピカッ です。
それからSP-TDCは、いちいちハンダ付けしてられないので
テストボードとブレッドボードにしました。
んで、やってみたところ・・・
やっぱ数秒に1回くらい 点火タイミングがズレてました(^^ゞ
それから、常に3度くらいのブレがあります。
タイミングライトでは毎回光らないから、わかんなかったんですね。
まず、3度のブレは、ピックアップ信号そのままに点火すると全くブレなくなります。
進角制御すると、つまりタイマーをかけるとブレるようです。
試しに、タイマーを8000マイクロ秒固定にしてみても・・・ ブレます。
ブレるということは・・・
タイマーが8000マイクロ秒といいながら、実際は違ってる。
か、ボール盤の回転速度が一定じゃない。
の、どちらかですね。
ボール盤はモーターですから、ほぼ一定でしょうね。
ということは、PICのタイマーか?!
だけど、いろいろチェックしてみましたが、プログラム上の誤差分の1~2マイクロ秒しか
狂ってないようです。
時間が正確ってことは、やっぱりボール盤???
んなわけな・・・ あ!
ボール盤のチャック部にちょうど3度くらいの遊びがありました(笑
モーターは等速でも、チャック部の遊びがそのままブレに出ちゃったんですね。
ということは、3度のブレはデジタル進角の宿命で仕方がない・・・ っていうか問題ないってことですね。
では、たまに点火タイミングがズレてるのはなんで?
数秒に1回ってことは、たかだか10回転分のログではなかなかヒットしないわけですね。
んじゃってことで、SP-TDCからログを垂れ流し、パソコンでキャッチするようにしてみました。
そんで200回転分のログをとってみます。
約1300rpmだから、200回転だと9.2秒くらいです。
ありゃ! 3波以降が抜けてるとこがありました。
これじゃ点火タイミングの計算を間違っちゃいますね。
しかも、データを良くみると、信号を拾えていないんじゃなくて
あり得ない細かさで拾ってるところがあるようです。
こんな状態なのに、オシロ波形は・・・
なんの異常もないんです(^_^;)
ただ、ヒステリシスを入れてるはずなのに、ONもOFFも同じような電圧で判断してるように見えます。
やっぱ赤丸のあたりで何か起きてるようですね。
ん~~~~ どうやって見ようかな~~~~ ?c(゜.゜*)エート。。。
そうだ!
SP-TDCに測らせよっ(^^)
SP-TDCにON・OFF信号がきた瞬間のピックアップ電圧を測らせて
それをログにしてパソコンに送る!
ブレッドボードの回路をちょちょっと組み替え、プログラムを直し・・・ GO!
信号がきた瞬間のピックアップ電圧もログにしてみたんですが・・・
あれ?? 信号の検出間違いが無くなりましたw( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
電圧を測るプログラムを入れただけなのに・・・ なぜ?
肝心の電圧は・・・・ これまたおかしいです。
ON直後に測った電圧なのに、基準電圧より低いことがある・・・
OFF直後も、基準電圧より高いとこがある・・・
電圧を測ってるのは、信号がきた直後に約10マイクロ秒間コンデンサに充電して測ってるはず・・・
ということは信号直後10マイクロ秒間の平均電圧ですよね。
ONと判断したにもかかわらず、直後の平均電圧は基準電圧以下・・・
OFFと判断しても、直後の平均電圧は基準電圧以上・・・
ということは、その10マイクロ秒の間は↓こうなってるってことか♪
オシロも同じ電圧計測方式なので、その波形には現れないってことは
10マイクロ秒以下のギザギザがあるってことですね(^^)b
だいぶ見えないものが見えてきましたヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
ということは、対処はふたつ。
ひとつは、コンデンサで波形をならす。
もうひとつは、プログラムでギザギザ部分を読み飛ばす。
さっそく実験♪
どちらも効果がありました(^o^)/
ただ、コンデンサでは容量や波形の周波数で不用意に波形が歪んでしまいました。
これでは先回の二の舞になっちゃいますし、色んな車種に対応するのが難しくなります。
てことで、プログラムで読み飛ばす! でいってみたいと思います。
と・・・・・
ここで問題発覚・・・・
回路が・・・
Ver2.1でした ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
Ver2.1だからボール盤でも再現したのかぁ(/∇≦\)アチャ-!
まてまてまて~ 落ち着けぇ~(汗 (汗 (汗 (汗
( ̄ω ̄;)エートォ…
Ver2.1は、そもそもノイズ問題がありました。
それを対処したのがVer2.2なわけですけど・・・
今やった実験は、Ver2.2の対処とは全くの別物。
しかし、それでも改善しました。
なぜFさんはVer2.2でだいぶ改善したものの、まだちょっと現象がある。
ITOさんのはVer2.2でもダメ。
ん?
てことは、Ver2.2でもこれと同じ現象がまだ残ってるってことですよね。
だいたいオシロで見れない領域の現象なんだし~・・・
やっぱ いいのか♪
そもそもVer2.2はボール盤では再現しないんだから
どっちみち実車テストですよね(^^)b
違ったとしても長めにログ取れるようになったから、進展はあるはず♪
またITOさんにテストお願いしてみましょう(^^)