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どうしても自分でやってみたいSP-TDCのテストがありまして、
そのための実験車両を入手しました♪
といっても、ずいぶん前に用意してたんですが、
やってるヒマも場所もなく、ずっと保管してました(^^ゞ
米の出荷が終わり、作業場があいたのでいよいよ実験してみたいと思います(^^)
実験車両はこちら♪
これじゃなんだかわかんない( ̄▽ ̄)
な~んて もったいつけるほどでもないです(笑
これです(^^)b
TZR250 1KT です♪
くるまやから格安で入手しまして、書無しなんですが、別に書付フレームも用意してあります。
なんの実験をするのかといいますと、
2stにSP-TDCを装着してみよう(^^)b ってことです。
なにを今さらって感じですが、こちらでは実際に2stにSP-TDCを装着したのは原付だけで
250はやったことありません。
2stにSP-TDCを装着する場合、CDI点火からフルトラ点火に変わります。
点火方式が変わると、エキサイタコイルの処理、イグニッションコイルの変更、キルスイッチの加工が
必要になるので、ちょっと大変なんですね。
それから、どうも2stにバキュームセンサーを取り付けるのはみなさん抵抗があるようで
なかなかうまくいきません。
それから、点火マップセッティング。
これも2stの場合、すごく誤解や神話が多く、なかなかうまく動かないんです。
あまりに動かないので、SP-TDCに問題があると思われることもしばしば(^_^;)
最終的にはちゃんと動くんですが、動かした方は、点火でこれほど良くも悪くも変わるのかという感想です。
さらに、2st乗りの方々には、こちらが思っているのとは少し違う需要があるようです(^_^;)
前々から言ってることですが、おれは2stであってもフルトラ方式のほうが良いという考えです。
CDIは90年代が全盛で、その後はフルトラに変わってきています。
2stは90年代が全盛なので、ちょうどCDIまでしか無かったんですね。
そのせいもあって2stにはCDIという定説があるように思います。
点火方式だけでいえば、絶対的にフルトラのほうが良いと思うし
開発コストの問題もあるので、SP-TDCはフルトラのみにしています。
しかし、90年代の2stの場合、いちがいに強力な点火システムが良いとはいえないようなんですね。
その理由に、CDIユニットは電子部品のかたまりなので、年数的に寿命をむかえているということです。
CDIユニットが壊れてしまえば、もう走ることはできません。
2stに乗ってる人にとっては切実な問題ですよね。
90年代の2stなら、CDIユニットは自作もできますが、みんながみんな作れるわけではないですね。
そうなると、残された方法は、とにかく中古のCDIユニット探すしかないです。
SP-TDCを装着する人は、点火システムを強化したりセッティングしてみたいという人がほとんどです。
ところが、2stの場合はこんな理由から、点火セッティングをしたいわけじゃないけど
CDIユニットが無いからSP-TDCにしたいという方がけっこういるんですね。
でも、SP-TDCにするには点火方式をフルトラにしなければいけない・・・
別に点火を強化したいわけじゃないのに、かなり面倒なわけですね。
こちらとしても、せっかく買ってもらっても、なかなか動かず
しまいにはフルトラ、独立点火、バキュームセンサーなどSP-TDCの特徴について否定的な意見が
出てきたりで、悲しくなってきます(^_^;)
SP-TDCを作った理由のひとつに、年々劣化する電子パーツを作って
旧車を安心して乗れるようにしたいというのもあったわけだから、
2st乗りの方々の気持ちもわかります。
CDIはあまり好きではないのですが、90年代の2stはほとんど全てがCDIで
そのように設計された車体だから、いくら優れてるとはいえフルトラにするのは無理があるのも事実ですね。
そんなことで、まずは自分でフルトラのSP-TDCをつけてみようと思いまして
今回のTZR250 1KTを用意してみました(^^)
その後、CDIバージョンも検討してみようと思います。
が、実際にCDIバージョンのSP-TDCを作るには、結構な開発費がかかるので
今のところ全くの未定です(^^ゞ
あと、この車体は最終的にインジェクションにしてみたいと思ってます♪
それもこれも、動かないことにはどうにもなりませんので、まずはおこしてみますね(^^)v
外装外して、各部みてみます。
長期放置の不動車ですから、走れるようにするにはなかなか大変です。
とりあえず、エンジンかけてSP-TDCのチェックできる程度にしてみます。
まずプラグは・・・
画像では真っ黒ですが、電極部分はわりといい焼け具合だと思います。
オイルもちゃんとまわってるようで、たった今まで動いていたようなプラグですね。
プラグの穴からオイルたらしてキックしてみたら、すごくスムーズで手で軽く廻ります♪
エンジン自体は大した問題は無いように思いますね。
オイルもちゃんと入ってるし・・・
冷却水も・・・
なにか問題があって放置された感はないですね。
ほんとに今まで走っていたような感じです。
キャブはさすがに固着してます。
しかし2stは簡単でいいですね(^^)
たいした工具がなくても簡単にバラせますね。
キャブも開けてみました。
ガソリンがアメ状になってて、放置の長さを物語ってます。
固着はしてますけど、それほどひどい状態ではないですね(^^)
YPVSの排気デバイスも軽く動くし、キャブだけの問題のようです。
タンクにはガソリンは全く入ってなくて、アメ状にもなっていないので抜いてあったようです。
キャブのガソリンだけ抜かなかったみたいです。
各部の状態からみても、ほとんどいじらずに走っていて、タンクのガソリンだけ抜いて
乗らなくなったって感じですね。
サビサビ ボロボロの1KTですけど、エンジン動かすのは難しくなさそうです♪
キャブだけ漬け置き洗いして、まずはフルトラのSP-TDC装着テストをしてみたいと思います。
装着するのがどの程度大変なのか、SP-TDCで動作させるのがどうなのか
検証してみたいと思います(^^)
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