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一番神経を使う穂肥の時期になりました。
まずはこしいぶきの穂肥2回目です。
こしいぶきはそれほど気をつかわなくてもいいからいいんですが、
1回目の穂肥が計算したわりに動噴でまくときの加減まちがっちゃって(^^ゞ
しかもいろいろと忙しくて2回目の穂肥時期が5日くらい遅れてしまった。
てことで、ようやく昨日19日にやってきました。
若干生育過多な上に、1回目を失敗して多めにまいちゃったんで、2回目はチッソ量0.9kg/反でいってみました。
結構ガッツリな株になってます。
草丈は69~72cm、幼穂は既に10cmくらい。
あと4~5日で出穂って感じです。
籾数はいい感じですね。
さて問題はこしひかりです。
ここからが収量にも食味にも影響するとこだから、すんげぇ気つかいます。
穂肥量を決めるために、昨日全部の田んぼの診断してきました。
こしひかりは全部で5カ所です。
山城の田んぼ。
草丈73cm。
葉色こんくらい。
幼穂8mm。
助渕大。
草丈68cm。
葉色こんくらい。
幼穂8mm。
助渕小。
草丈70cm。
葉色こんくらい。
幼穂8mm。
堤大。
草丈68cm。
葉色こんくらい。
幼穂8mm。
堤小。
草丈67cm。
葉色こんくらい。
幼穂13mm。
指標値は草丈75cm以下、茎数420本/㎡以下、葉色SPAD32以下(葉色板単葉4以下)なので
堤の1カ所を除いて全て揃えることができましたね。
農業3年目にして、ようやく思ったようにコントロールできるようになってきました。
わりと指標値以内に収まってるし、茎も図太く短いから思う存分穂肥を入れたいとこですが、
これが難しいんですよね。
あまり入れすぎるとモロ味に影響しちゃうし、今後の天気にもよりますし。
ど~ すっかなぁ~ ( ̄▽ ̄)
春の田打ち前に元肥っていう肥料を入れるんですが、去年の実績をふまえて田んぼごとに加減して
若干少な目にしました。
それから、岩船産コシヒカリは化学肥料3割減という規格があるんで、有機肥料の堆肥を入れて
化学肥料を減らす指導になってます。
元肥を減らしたのにこの生育状況ということは、堆肥がけっこう効いていると思われますね。
化学肥料は即効性、有機肥料はゆっくりあとから効くということです。
てことは、田んぼには有機肥料分がわりと入ってると予想されます。
となると、後半肥料切れを起こす確率は少ないとみるか。
穂肥1回目は特に籾数に影響するんだそうで、そうなると去年の収量はそれなりにあったので
少し控えたほうが食味は良くなりますね。
今後1週間の日照量も少ないようなので、ここは控えめのチッソ量0.8kg/反基準でいってみようかな。
チッソ量は0.1kgちがっても影響があるんですよ。
でもね、チッソ量0.1kgっていうと穂肥の量では0.714kg、714gになります。
両手に山盛りいっぱいって感じの量です。
田んぼ1反は300坪なんで、300坪の面積にたった714gの肥料を均等にまくって
それなりに技量がいります(笑
エンジン付きの動噴でまくんですけど、これがなかなか難しい(>_<)
では、頑張っていってみますか(^^)
うっわぁ さっきまで雨降ってたのに、あっちぃ(-_-;)
この暑さの中、動噴+穂肥で30キロくらいをかついで歩くのはしんどい orz
たんぼ2枚やっただけで み・・ み・・ みず みずくれ (汗
意識がもうろうとしてきます orz
あ~ やっちゃった( ̄▽ ̄)
軽トラに穂肥やったら育つでしょうか(-_-)??
フラフラしながらも、なんとかこしひかりの穂肥1回目は完了です(^^)