スズキ バンディット250 バンディット病発症
 
2009/06/10

実は、完成したバンディットを新しい持ち主に渡したその日
数百メートル走ると、全開でもアイドリングしかしなくなり
走れなくなることが発覚しました。

これってバンディット病?
でも、普通に走るのに突然走れなくなる。
ここまで極端なのは普通に電気系だろうと思って
みてました。

ところが、イグナイター換えても
イグニションコイル換えても
プラグコードもプラグキャップも換えたのに直らない(>_<)

こんな極端な症状でも、やっぱりバンディット病なのか?!

そんなはずはない!


てことで、電気系統を徹底的に調べました。
オシロとテスター使って。
ところが、どこにも異常は見当たらない。

オシロ波形には火は飛ばそうとしてるけどプラグ側で
火が飛んでいないと出ている。

普通にかぶってるってことか?!

電気系じゃないってことは、やっぱりキャブ?!
でもキャブでこんな極端な現象になるのか?!

んじゃ、もう一回プラグ掃除して最初から症状を
見てみよう。


まず最初は何の問題もなく始動して吹け上がりも良好。
いたって絶好調です。

んで、走ってみる。
1速、2速、3速と順調に加速する。距離にして100mくらい。
減速して右折、3〜4mのちっこい橋を渡り、5mくらい緩やかに下る。
ここまで何の問題もなし。

ここで、クラッチミートして加速しようとすると ブブブブ〜
以後、全開でやっとアイドリング。何発か死んでる模様。
走ることは全くできなくなる。

んで、プラグ外して掃除するとまた走れるけど、なんどやっても1mの誤差もなく同じ場所でこうなる。
 

バンディットはキャブの中の複雑なOリング劣化で
調子悪くなるそうなので、このOリングを換えてみました。

最初は お!直ったか! と思ったのもつかの間、
最初だけでまた発症する orz

何度やっても同じ場所で現象が出る。
まるでそこだけ空気薄いのか?!って思うほど(笑

あとはフロートバルブセットも交換したほうがいいらしい
けど、今はオーバーフローしてるわけじゃないから
バルブが悪いわけじゃないし、フロートの不具合で
こんな極端な症状が出るわけないよね?!

普通考えたらキャブだけでこんなに調子よかったり
走れなくなったりなんて有り得ない。

でも電気系統は問題ないし、パイロットスクリューを
全閉にしてもアイドリングするってことは確かに濃い
わけだし(ーー;)

あ゛〜 なんなんだ!

あったまきた(`з´)
バンディット病を解明してやるぅ〜!

まず、パイロットスクリューを全閉してもなんで
アイドリングするのか。

全閉状態でパイロットジェットの通路からパーツクリーナー
を吹いてみたら、ありゃ? 勢いよく出てくるぞ?!

これじゃ全閉でもガソリンがいく通路はあるわけだから
アイドリングしてもおかしくないなぁ。

パイロットスクリューを規定の1回転戻しにすると・・・
おお〜、もう1本出てきた♪

普通はこれでアイドリングするわけだから、
全閉でもアイドリングするってことは、パイロットジェットから
のガソリンが根本的に多いってことっすよね。

ジェット類は全て標準サイズだから、濃くなる要因は
油面だけかぁ〜。

油面でそこまで極端に濃くなるか?!

フロートはこういう状態でついてる。

んで、ガソリンが溜まるとこんな感じ。

あれ? これって・・・ まぁ、それは後で(^^)

フロートの高さは、みなさんのHPを参考にすると
14.6mmが規定らしい。

計ってみるとだいたいどれも12mmくらい。
2.6mmくらい違う。

さらにキャブ自体 斜めってるから油面は2.6mm以上に
高くなってるはずだ。

とりあえず全部14.6mmに調整しました。

キャブの全様はこんな感じ。

あ〜! やっぱり これって!

なんか解ったかも(^o^)/

実際の油面がどこなのか見てみました。

こんなとこです(-_-;)

キャブを車体に取り付けると、こんな角度です。

あああ〜!!! やっぱり!!!

こりゃ間違いねぇんじゃね?!

解ったかもっていうのは、油面、オーバーフローするライン
パイロットジェットからの出口がこんな関係になってます。

パイロットジェットの出口は、下側がパイロットスクリューで
調整できるところで、上側はそのまま出るとこです。

下側は完全に油面より下になってます。

上側はギリ油面です。

これはフロート高を14.6mmに調整した状態だから
調整前はパイロットジェットの出口が全て油面より下に
なってますね。

パイロット経路は一度上にいってるから
ガソリンがダダ漏れになることはないけど、
こりゃ簡単な理科の実験ですね。

出口が油面の上か下かで大きな違いですよね。

しかもオーバーフローするラインは遥かに上です。

ということはですよ、油面がある位置以上に上がると急激にガソリン量が多くなるはずですよね。
こりゃ普通のキャブ以上に油面の影響が大きいわけだ。

さらにフロートの構造上、加速するか車体が前上がりになるとフロートが下がるし
逆に減速か前下がりになると、よりパイロットの出口に押し出す感じになりますね。

そうすると、いつも同じ場所で現象がでるのは・・・

発進前 − 車体は水平だから正常。
加速時 − フロート室内のガソリンは後ろに移動、そうするとフロートが下がってさらにガソリン満タンで油面上昇。
減速時 − 今度は満タンになったガソリンが前に移動、パイロットの出口から出るガソリン量が増える。カブリ気味。
クラッチミート − カブリ気味なところにさらに負荷がかかり 一気に失火。

って、ことじゃねぇの(^^)
油面が規定値ならそこまで激しくはならないだろうけど、高すぎる油面ならこんなことが起きてるんじゃないのかな。

実際、症状が出た後は、負圧コックのホースにガソリンが溜まってるし。

これがバンディット病なのか(^^)

というのは仮説なので、実際走ってみました。

いつも止まる角を曲がると・・・ 止まりません(^o^)/
そのままあちこち走りまわってみました。
20kmくらい走ったけど、現象は一度も出ない!

やった〜! 直ったぁ(^o^)/  かも♪
 

     
 
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